救国のスネジンカをレビュー タワーディフェンス型STG

救国のスネジンカのレビュー 評価、評判や感想をクリア後に記述 ゲーム

カワイソウな少女たちがお国の為に頑張るシューティングゲーム。
前作「溶鉄のマルフーシャ」の続編で、
世界観や設定が前作を引き継いでいます。
Nintendo Switch、PS、XBOX、PCで遊べます。
筆者はスイッチ版で遊びました。

スポンサーリンク

救国のスネジンカってどんなゲーム?評価や感想など

タワーディフェンス型シューティングゲームというジャンルで、
右から侵攻してくる敵を、左端にある門に到達させないように、
門に被害を出さないように銃などで迎え撃っていくという流れ。

基本的なシステムは前作を引き継いでいて、簡単操作。
スティックで照準を合わせて、
それに銃撃とリロードと特殊攻撃のボタンがあるだけ。
今作からはそれに加えて構えるボタンが追加された。
構えると集団性が上がるかわりに動きが遅くなる。

一定の数の敵を殲滅すると1日が終わり、
武器の付け替えや能力値の上昇、
仲間の雇用などから1つを選んで次の日へ、
という感じでゲームが進む。
所属する団体が財政難でお金のやりくりが大変という設定だが、
今作も自己強化にそれほど困る印象はなかった。

物語は、前作で主人公だった、自国の軍に所属していた姉を探すため、
妹のスネジンカも救いのない戦いに身を投じていくというもの。
同じようなディストピア世界で前作と似た展開になる。
世界が前作と同じであるなどの理由から、
出来れば前作からやったほうが良いと思う。
姉を探すというストーリーのドラマティックさも、
そのほうが上がるだろう。
ただし同じようなシステムのゲームを連続で遊ぶとさすがに飽きるので、
まず前作を遊んだあと、しばらく他のゲームで間をあけてから、
本作をやるのがおすすめ。

難易度がそれほど高くなく、
メインストーリー1周のプレイ時間が短めで、
お値段が安い点も前作と同じ。
やりこみという点では各種コレクションやギャラリー埋めのほか、
物語とは別の、
チャレンジモードが難しくて遊びごたえがある。
あと武器の種類が前作より増えている。
ゴリゴリ硬派なシューティングではなく、
不幸な目に合うキャラを見て楽しむゲーム。
ただ前作のレビューでも書いたが、
難しいことを考えずに1ゲームを気軽に始められるので、
ついついだらだらやってしまう魅力がある。

いろいろな仲間キャラとの個別エンドを回収していくうちに、
真エンドにも到達できるくらいの難易度なのも前作同様。
前作よりは、お先真っ暗な終わり方ばかりじゃない……と言えるかもしれないが、
それでも不幸エンドばっかりなのでバッドエンドが嫌な人は注意。

問題点や不満点は特にない。
ただ前作からめっちゃ進化してるってこともないかもしれない。
安い値段で単純明快な2Dシューティングといった感じ。
設定とかを頑張って作ってある、熱意を感じるゲーム。
カワイソウはカワイイ、って誰が言い出したのか、
でもこのゲームを端的に言い表してる言葉です。

スポンサーリンク