サガスカーレットグレイス緋色の野望 おすすめ評価まとめレビュー

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緋色の野望での追加点の解説と、
購入を迷っている方の参考にしていただく為の、
評価や感想を書きました。

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はじめに 簡単な感想など

このゲームは「ロマンシングサガ」などが有名なサガシリーズの作品の1つで、
ロールプレイングゲーム。

最初にプレイステーションVITAで発売されたものが、
後にPS4、ニンテンドースイッチ、PC、スマホでリメイクされた。

サブタイトルに緋色の野望と追加されていて、
VITAの物とはロード時間や各種操作性などが大きく違うので、
注意してほしい。
新しい仲間キャラクターなどの追加要素も増えている。

ゲームに関して特殊な病気を持ったおっさんが、
同じような症状に苦しむゲーマーの方々のためにお勧めするゲームの1つ。

まずはゲームそのものの魅力についてお伝えしていきたい。

おっさんの病気はコレ。

わずらわしい部分をバッサリカット

このゲームでは一部例外を除き、町やダンジョンの中を歩き回るということがない。
歩くのはフィールドと言うにはあまりに簡素な地図のようなものだけだ。
イベントはそのまま地図の上でキャラクター達のやり取りが進行する。

つまりおおよそメニュー画面とマップ画面、
そして戦闘画面の3つのみでゲームが構成されている。

それでつまらないかというと、決してそんなことはない。
むしろ面白い。

町やダンジョンが3Dになった最近のゲームで、
アイテムが落ちていないか、重要なイベントが隠されていないかなど、
新しい場所に着く度に探索するのに、
疲れてしまっている方はいないか。

そんなことしなくたってゲームは面白いことを、
サガスカは教えてくれたのである。

難しいけど面白くてやりがいがある戦闘

このゲームでまず語りたいのは、洗練された戦闘システム。
戦闘開始直後、画面下部に敵味方入り乱れて顔アイコンが1列に並ぶ。
そして戦闘参加人数分まとめて行動を指定すると戦いが始まる。

左から順番に行動していくのだが、
選択する行動によってはこの順番をいじれる。

なるべく相手に行動させないように、
されても被害が少なく済むように、
いなしたり守ったり、
頭を使って予想し選択するのだ。

後の相手を行動不能にする状態異常や、
先に動いた敵の攻撃のうち、
決められた属性のものに割り込んで迎撃するものなど、
戦闘の場を有利に操る方法は無数にある。

また、覚えている最大火力の技を最初からぶっ放すことも出来ないのが、
この戦闘を面白くしている。

ターンごとに貯まるポイントをやりくりする必要があるからだ。
ボクシングでいうところのジャブも重要なのである。

何回も何回も戦闘を繰り返すはずなのに、
飽きずにゲームクリアまで遊べてしまう、
奥の深い戦闘システム。

ただし最初はその順番をいじる方法が乏しい為、
そこが充実してくるまで投げ出さないで欲しい。

そして敵が強い。
雑魚モンスターのイノシシの突撃1発で、
簡単に味方が戦闘不能になったりする。

5対5で始まった戦いが終わった時には、
生き残ったのは一人だけとかザラにある。

一度倒れるとLPと呼ばれるポイントが減り、
0になるとしばらく戦闘に参加できなくなる。
例外を除き即座に回復する手段が少ないので、
戦闘参加人数5人よりも、たくさんの仲間を育てて、
やりくりする必要もでてくるだろう。

好きなキャラを決めて鍛える楽しさ

まず、仲間にできるキャラがめちゃくちゃ多い。
そして老若男女幅広い。

そこら辺のおっさんみたいなキャラや、
どこにでも居そうなおっさん、
モブと見分けがつかないおっさんなど、
多種多様のラインナップが揃っている。
必ず気に入る仲間が見つかるはず。

最初から不動の能力値で個性は付けられているが、
覚えていく技によっては「ロール」と呼ばれる能力を授かり、
こういった方法でも好きに強さを伸ばせる。

技を使い込んでいくと質が上がったりもする為、
何回も何回も戦闘を繰り返してしまう要因になっている。

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攻略サイトを見ながらやっても間違える複雑なフラグ管理……でも

なにこの見出し……筆者の病気にクリティカルなやつじゃん!

適当にやったらイベントの雲行きがすぐ怪しくなる。
ふつーに失敗っぽくなったりもする
かもしれない。
進行不能とかはないから大丈夫。

そしてちょっと待ってほしい。このゲームは主人公が4人いる。
4回プレイすることも念頭に作られている。

もちろん1人クリアしたら満足してやめたっていい。
だけどこのゲームは持ち越せるのだ。

具体的には、育てたキャラの技や術の習得状況などが次の周回に持ち越せる。
つまり2周目のプレイで同じキャラを使って強い技を使ってもいいし、
そのキャラで違う武器を使ってもいいし、
全く違うキャラを使ったっていいのだ。

もしも2周目で使わなくても、
同じシステムデータを使っていれば3周目にも全てのキャラの技術が持ち越せる。

そして4人の主人公全員をクリアした周から、
武器や防具、アイテムも持ち越せるようになる。
ここからがコレクションの開始といってもいい。

そもそも4人クリアからが始まりでもあるんだから、
そこまでの道中グッチャグチャだって大丈夫じゃん!

コレが取り逃しや時限要素、
イベントの進行間違いを屁とも思わない為の思考だ。

3~4人目あたりで攻略サイト解禁して、
あぁこんなイベントあったんだー的な遊び方するのがいい気がする。

少なくとも最初の1人目は攻略サイトを見ずにやってみてほしい。
ウルピナをオススメするが、
彼女でアスワカンという場所に到達する前は、
ハマる可能性があるのでセーブデータを分けて残しておこう。
というかゲーム全般でセーブデータは何個か作ろう。

また、レオナルドに関しては他3人で起きたイベントが入り乱れる為、
4人目とするのがいいかもしれない。

もちろん任意で戦えるラスボスを超える強さの敵も用意されている。

おわりに

サガシリーズに代表されるいわゆる「河津ゲー」のなかでも、
個人的にかなり上位に入るのがこのゲームです。

いつかまた新しい河津ゲーができるのを楽しみにしています。
まだサガスカに触れていない皆さんが、これを見て遊んでくれたら嬉しいです。

みんなでウルピナフィニッシュしよ!!

ゲームおすすめ評価ポイントまとめレビュー
ゲームの進める上で取り逃し、取り返しのつかない要素、ランダム成長要素などが怖いおじさんのゲームレビュー。基本的には面白かったものしか書いていません。