溶鉄のマルフーシャのレビュー タワーディフェンス型シューティング

溶鉄のマルフーシャのレビュー 評価、評判や感想をクリア後に記述 ゲーム

可愛い少女たちとディストピアな世界観が魅力のシューティングゲーム、
溶鉄のマルフーシャをクリアしたのでレビューを書きました。
Nintendo Switch、PS、XBOX、PCで遊べます。
筆者はスイッチ版で遊びました。

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溶鉄のマルフーシャってどんなゲーム?評価や感想など

次々と迫り来る敵から、
国境を守護する門を突破されないように少女たちが銃を持って戦うという設定。
上にディストピアと書いた通り、
基本的にやべー国の中で追い詰められた閉塞感が漂う、
お先真っ暗な物語のシューティングゲーム。

ゲーム内の1日ごとに決められた数の敵が押し寄せ、
倒し切るごとに給料が入り、
それを使って武器の取得や自身の強化、仲間の雇用などを行って、
一定日数耐え凌ぐことでストーリーが進む。
門を守り切れずに損害が大きくなると修理費がかさんだり、
日数が経つにつれ納税額が増えたりして、
給料の支給額に影響がでる、という設定と演出だが、
実際は強くなる為のお金に困ることはそんなになかった印象。

ゲーム内容に難しいことは何もなく単純明快、
スティックで照準を合わせ、攻撃ボタンで銃撃、
それに任意のタイミングでリロードできるボタンがあるだけ。
簡単ながら操作感やゲームの進行のテンポが良く、
1回のゲームが大体1時間以上~2時間はかからないくらい?で終わる。

気軽に始めてあまり難しいことは考えずに銃をぶっぱなすのが楽しく、
気が付くと2~3周ゲームが終わっていた。

仲間や成績によってエンディングが変わるので、
何個かエンディングを回収するうちに効率の良い戦い方も分かってきて、
良い戦闘結果が必要なエンディングにもそのうち到達できるだろう。
難易度はそれほど高くないし、
やられてもその場でリトライ可能。

値段が1000円程度と安く、
いくつかエンディングを回収する程度ならばボリュームは値段なり。
しかし限られた規模で出来るだけ自分の好きなものを詰め込み、
面白いゲームを作りたいという製作者のこだわりや愛を感じるゲームだと思った。
ストーリーモードとは別に、
何日生き残れるかというチャレンジモードもあるので、
そちらもやり込むならプレイ時間がもっと増える。

物語に救いが無いという評価を聞きつけ、
ハッピーエンド至上主義教徒の筆者はなんとなく手を出せずにいた本作だが、
1ゲームがコンパクトなおかげで、
1周に何十時間も費やしてハイ不幸で終わりましたー、
みたいなことにはならなかったので、
これはこれで楽しめたなという感じ。

ゲームをするのによっこいしょ、
と腰が重い人に気楽に始めて欲しい手軽な楽しさ。

これといった問題点や不満点もあまり感じないけど、
ストーリーモードにおいて、
日数ごとの敵の種類や数にランダム性が無い(多分)なので、
2周目以降は対策が立てやすいのと、
真新しさが無くなるのとで一長一短だろう。

ギャラリーモードで設定画とかが見られる。

筆者がこのゲームを遊んだ時点ですでに続編が発売されているのだが、
続編も買って遊びたいなと思う程には面白かったです。

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