【レビュー】Demon’s Tier+ 可愛いドット絵ローグライク

Demon's Tier+(デーモンズティアープラス)のレビュー 評価、評判をクリア後に記述 ゲーム

セールで買って積んでいたインディーローグライクアクション。
キャラクターの立ち絵が可愛い点だけで興味を引かれて買ったけど、
結構面白かったので、クリアできたところで日記帳的レビューを書きました。
難しい説明が必要ないレトロ風味なアクションゲームを、
だらだら無心でやるのもいいもんですよね。

Nintendo Switch、PS、XBOX、PCで遊べます。
筆者はスイッチ版でプレイしました。
PCとXBOXは日本語対応してない?ようです。

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デーモンズティアー+ってどんなゲーム?

見下ろし型ツインスティックシューターのローグライクアクションゲーム。
左スティックで移動して右スティックで狙った方に弾を撃つ。
ローグライクを名乗っているけど、
ダンジョンがランダム生成なのと、
能力値アップアイテムがランダムで落ちている点くらいしか、
それっぽさは無いかもしれない。

分かりにくい要素は、ほとんどないのでとっつきやすい。
プレイヤーには無くなるとゲームオーバーである体力に加え、
攻撃力、防御力、弾の有効射程距離、特殊能力のリチャージ時間、
移動スピード、拠点用通貨の稼ぎやすさの7つのパラメーターしかなく、
これに一瞬だけ周囲の敵の弾を無効化したりできる回避ボタンがある。
回避は一度使うとしばらく使えない。
あとは数種類いるキャラクターごとに、
それぞれ固有の特殊能力(アビリティ)を持っていて、
アビリティも使うとクールダウンが必要。

通貨には2種類が存在する。
階をまたぐごとに、自分の好きなパラメータを強化する為に使えるゴールドと、
スタート時の拠点に生きて持ち帰ると、
道中で拾ったレシピを元に違う武器が作れたり、
新しい操作キャラをアンロックできたりするDトークンがある。

武器が変わっても発射する弾の軌道や特性が変わったりということはなく、
弾の見た目こそ変わるものの、
キャラのパラメータにスタート時点から追加で数値が足される点が違うだけ。
この点については若干面白みがないかもしれない。

十数階からなるダンジョンマップごとにランダムで課せられたお題を達成すると、
次の階への扉が開き、道中にいくつかボスが居て、
最奥のラスボスを倒すとゲームクリア。
個人差はあれど10時間くらい遊ぶうちには、
1回目のゲームクリアは出来るのではないだろうか。
序盤のボスなどは拍子抜けするほど弱いので、
ゲームが上手な人なら初見でラストまでクリア、
もしくはそれに近いところまで簡単に行けたりするかも。
Dトークンを持ち帰れば、
瞬時に使える回復用のアイテムを3つまで買って持ち込んだりもできるし、
それほど難しさは無いと思う。

クリア後は難易度を変えて3周目まであり、
それぞれ異なるエンディングを見ることが出来る。
更に1周目と2周目をクリアすると新しい操作キャラや、
ショップのアイテムがアンロックされたりする。
3周目ともなるとさすがに敵の一撃が重いのでそれなりの歯ごたえだが、
それでも他の高難易度と言われるゲームに比べたら優しい。

ストーリーは一応あるけどありふれた話で、
乱心した悪い王様が悪魔になって封印されたけど、
ダンジョンの奥で目覚めそうだから退治しなきゃ!みたいな簡単なもの。

操作でストレスを感じる部分は無し。
焦った時に若干視認性が悪いトラップを踏む自分のアホさにイラつくくらい。

ローカルで2人プレイが出来る。
操作で覚えるべきことが少ないし、
友達や家族でわちゃわちゃ遊ぶと楽しさが上がるかも。
筆者には一緒に遊ぶ友達は居ないけども。
スティックを2本使うので、
Nintendo Switchの場合はジョイコンだと2組要る模様。

値段が安い(1000円前後)のが大きなウリ。
セールでワンコイン以下で買った気がする。

同じツインスティックシューターのガンジョンと比べると、
ボリュームも作り込みも及ばないかなと個人的には思うけど、
キャラの立ち絵の可愛さは圧勝している。

Steamの無印とコンシューマ向けのプラスで何が違うのか少し調べたけど、
操作説明とかがハードごとに違う部分以外の追加要素が、
なんかよくわかんなかったよ。

スイッチでやってると実績のアンロック方法とか、
達成できた理由が後から見ても分かりにくいけど、
PSのトロフィー取得方法を調べたり、
Steamの実績のページを日本語翻訳すると分かるので参考にしよう。

キャラクターの立ち絵が可愛い

特筆するような優れた点こそ多くないかも知れないものの、
ズンズンサクサクと進んでいける程よいバランスで、
問題点もあまり感じず普通に楽しめた本作。
ゲームのアクション部分には一切関係がない、
この「キャラグラフィックが可愛い」という一点で、
なんとなくストアページを一目見た筆者に、
取りあえずセールで安いからということで買わせた。

Demon's Tier+ デーモンズティアー+のキャラクターの絵

緻密な3Dモデリングとか、必ずしも要らないんです。
レトロなドット絵で、荒いながらも十二分に可愛い。
書かれた方の胸部へのコダワリもズッシリと感じますな。
もちろん筆者も、これに対しては大いに称賛を送るものであります。

攻略メモ未満な何か

このゲーム、別ページで攻略記事を書くほど小難しいことは無いです。

いつでも緊急脱出のロープのアイテムが使えるし、
確か最初からいくつかロープを持ってるので、
それが枯渇しないように危なくなったらDトークンを持ち帰って、
各種アイテムを買い足しながら行けるとこまで進むだけ。
ちなみにロープはかなり安く値段設定されている。

ロープがない状態でやられて買いなおすDトークンも無くなっちゃったら、
ダンジョン内で一定の階まで進むと地上に帰れるところがあるので、
なかなか奥だけどそこまで自力で進むか、
偶に次のフロアに行くためのミッションで出てくる、
小ボス的な雑魚がロープを落とすこともある。

アクション面では、
特定ボスに回避ボタンで弾を跳ね返して当てるべき奴がいることだけ、
頭の片隅に置いておけば攻略に詰まることは無いでしょう。

操作キャラクターは自己回復が出来るキャラ2種が安定して強い。
アビリティのリチャージを強化してやれば短い間隔で使えるしおすすめ。

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