筆者の化石のようなPCのWindows10が起動しなくなったので、
復帰に四苦八苦したという日記帳兼備忘録。
専門家の詳しい対処ではなく、
ネットの閲覧しかできない素人が、
適当にググりながら再び日記帳が書けるようになるまでの話を羅列しただけ。
なので情報の正確性については全く保証しませんので悪しからず。
PCの扱いも乱雑でツッコミどころ満載。
初めてのお使い風味も感じさせる、
コミュ障おじさんの壮大な物語となっております。
壊れたきっかけ
筆者のPCの用途といえばネットの閲覧と、
今皆様に見ていただいている、
お粗末なゲームブログ記事の執筆程度。
いつものようにゲーム攻略記事にタイトル画像を載せようと、
ニンテンドースイッチとPCをつないで、
グーグルスクーシュというページを使って、
画像の容量を圧縮していた時に事態は起こった。
画像をペーストした瞬間にフリーズしてマウスも動かない状態に。
2011年から使っている手入れもサボったクソボロPCなので、
ちょくちょくフリーズは起こっていた。
まーーた固まったー、と気軽に電源長押しでの強制終了。
いつもなら再度電源を入れて使えていたが、
今回はなんだか様子が違った。
Windows起動時のパスワード入力画面までいかず、
よくわからないまま、
確か、なんかの修復みたいな項目を選んでみたと思うのだが、
時間がかかるのでウンコに向かった。
帰ってきたら電源が落ちているので起動してみるも、
そこからパソコンが正常に起動することはなかった。
このあたりのことは記憶があいまいなのでウンコ以外は違うところがあるかもしれない。
エラーコード Critical Process Died で先に進めない
「デバイスに問題が発生したため再起動する必要があります」の表示とともに、
上記のようにエラーコードがCritical Process Diedと出て、
再起動されるも上手く起動できず。
詳細オプションが選べるようになったので下記のいろいろを試すもぜーんぶダメ。
いわゆるブルースクリーンから一向に抜け出せない状態になってしまったのだ。
物騒な名前のエラーコードに、筆者の顔面もブルースクリーンである。
そもそも筆者はこのご時世にスマホを持っていない。
なので1台しかないPCが壊れてしまうと、
自分でググって対処することすら困難になってしまう。
今回どうしたかというと、クッッッソ重いPS4のブラウザを使って、
ググって出てきたやつを片っ端から試した。
結果は以下の通り。
- セーフモードでは起動できない
- システムの復元は「次へ」が選択出来ず試せない
- イメージでシステムを回復は出来なかった
- スタートアップ修復は出来なかった
- コマンドプロンプトで/chkdskなんちゃら~や、
/sfcスキャンなんちゃら~とか試してもダメ
(↑ナニコレすーぱーふぁみこんの略?) - バイオスでHDDの認識はしているので、
仮にHDDに不具合が起きていたとしても、
データ取り出すくらいは出来ないかなぁという期待 - Windows10インストールメディアは持っておらず、
PCが壊れた一台しかないのでその場で作れない
調べた中でやってないのは多分、
CMOSクリアとWindowsクリーンインストールだけ。
バイオスは普通に起動するのでなんとなくCMOSクリアはやりたくなかったのと、
パソコンを初期化するとHDDの中身が無くなるので、
クリーンインストールもやらなかった。
そして調べた対処法の一つにPCの放電やメモリの抜き差しというのがあったので、
電源を切ってしばらく放置したりPCを開けてメモリを抜き差ししたり、
ボタン電池を取ったり付け直したりしてみた。
ボタン電池はすぐ付け直したのでバイオスの時計もそのままだったし、
多分CMOSクリアにはなってなかった気がする。
少し前にPC内のホコリなんかは申し訳程度に掃除してあったので、
他には特に何をするでもなく元通りにして電源を入れてみるも……
電源入れたらすぐ落ちるようになった
なんと上記の通りBIOS画面やブルスク画面にすらいかなくなった。
これにより更に深刻にぶっ壊したかとおじさんは頭を抱えた。
絶望感に打ちひしがれたまま時間が無くなったので翌日のアルバイトに出勤し、
PCに詳しそうな同僚(大学生など)におじさんが一連の流れを話すも有益な情報は得られず。
そんなクソボロPC直すより新しいの買った方が早いんじゃないスかとあきれられる。
帰ってきてとりあえず悪あがきで再びメモリの抜き差し等を行ったり、
神に祈りながら電源を入れたりを繰り返していると、
よく分からんが元通りにブルスクの状態まではいくようになった。
電源入れたらすぐ落ちる、の症例を検索すると、
どうやらメモリの接触不良でも起こるようなので、
おそらくはメモリの抜き差しで逆に接触不良を起こしていたのを、
何回か抜き差しして起動をするうちに元に戻ったのではないかと考えている。
スーパーファミコンのカセットってちゃんと刺しても起動しないとき多いし、
メモリ接続部分てこれと形が似てるし、
不具合がこういうアナログな原因だったりしても全然おかしくないよね。
対策として端子の清掃をしている方々もたくさんいた。
下記の接点復活材とか使ったりしてた。効果は知らない。
でもこれでニンテンドースイッチのプロコンのスティック治ったよ。
(プロコン修理用として)おすすめ!
分からないので電話で聞いてみたりした
色々と症例やエラーコードを自分でググって調べていくうちに、
HDDの故障かWindowsの起動にかかわるシステムが壊れたか、
どっちかじゃないかという推測に至った。
そうなると新しいHDDかSSDがないと、
Windowsのクリーンインストールか、
Windows10インストールメディアを使った起動や修復しか試せる方法がない。
インストールメディアは正常に動くPCで予めUSBメモリにインストールしておかないとダメなので、
この時の筆者には使えない。
この際SSDに変えたらPCの起動が早くなっていいなと思ったので、
思い切ってSSDの購入を決意。
仮にクソボロPCが治らなくても新しいPCやPS4で今回買うSSDも使えるだろうという思考。
インストールメディアを作るためにはきちんと動くPCが必要なので、
ネットカフェに行ったりしてお金を使って作るよりも、
新しいSSDに現在家にあるWindows7のインストールディスクでWin7を入れた後、
それをそのままWin10にアップグレードするか、
Win7PCでWin10のインストールメディア作成が出来たら一番安上がりだなあと考えた。
なんとなく頭で考えただけのことが思惑通りにいくか不安だったので、
電話で直接問い合わせができるところに聞いてみたいと思った筆者は、
ググってそれっぽいところを探すことにした。
筆者は長くなりそうな問い合わせは0120から始まる番号しかかけない。
少しでもケチろうとして自分でPCを直すべく問い合わせするのに、
通話料で数百円とかでたら本末転倒だからだ。
まずはパソコン無料相談みたいなところにかけてみたものの、
修理を前提とした相談しかできない感じで上手くいかず。
マイクロソフトに直接かけてみようとするも、
テクニカルサポートみたいなところは、
電話をかけても現在はネットでの問い合わせのみに変更されたようで、
そっちに誘導される。
しかしマイクロソフトストアの方のサポートに電話すると人間に繋がった。
そこからPC操作の質問が出来るっぽいとこに電話を代わってもらえたので、
一度Win7から10に無償アップグレードしたPCの、
HDDが壊れたんで新しいSSD買ってとりあえずWin7入れた後もっかい10に出来る?
みたいな感じで聞いたら出来るということだった。
どもったり、さんざん噛んだりしながら聞いたので、
うまく聞きたいことが伝わらなかった可能性は高い。
聞き手のお姉さんは一度も吹き出すことなく対応してくださった。
とりあえずこれを聞いて新しいSSDを1つと、
更に古いHDDを直接USBポートにつなげる変換コネクタを買うことにした。
変換コネクタを買ったのは、
PC内部の配線を弄ったり、つなぎ方を調べるのが面倒だし怖かったため。
買ったSSDと変換コネクタはこういうやつ。
デスクトップに入ってることが多い3.5インチのHDDは、
電源アダプタが同梱してるコネクタじゃないと対応してないっぽいので注意。
筆者の買ったコネクタはUSB2.0までしか対応してなかったが、
アマゾンでの購入時の安さと日本の会社っぽいのを優先して選択した。
3.5インチのHDDが入ってたところにSSDを付けるためのマウンタもついでに買ったが、
これは筆者のパソコンの取り付け場所にはSSD用のネジ穴がすでにあって、
使用したのは付属のネジだけだった。
Amazonが誤配送をやらかす
SSDは注文したその日に郵便受けに入っていて驚いた。
なのに変換コネクタとマウンタは記憶していた配送予定日を数日過ぎても届かない。
面倒だったがしぶしぶPS4を起動してメールボックスを確認すると、
(ちなみにアマゾンでの注文もPS4でやった)
配送完了しましたのメッセージとともに、
我が家とは違う壁と扉の色と商品が写っていた。
隣のマンションのウチと同じ部屋番号のところに間違えて誤配達した模様。
これを見た朝4時に筆者は激昂した。
ただでさえPCが壊れて精神が不安定なところに不運が重なり、
感情を爆発させて吠えたい衝動を必死に抑え、
ぬあぁぁ……と呻いてうずくまった。
頭がおかしくなって眠れそうになかったので、
すぐさまアマゾンにログインし問い合わせ画面へ飛んだ。
24時間問い合わせは受け付けている模様。
今すぐ連絡が欲しいというボタンをクリックした瞬間に家の電話が鳴ったので状況を説明。
謝罪と新しい商品の配送手配をしてもらい、とりあえずその場は寝た。
起床して飯を食った後に、
出来るなら早めに作業に取り掛かりたかったので、
筆者は誤配送されたであろう隣のマンションの住人を訪ねてみることにした。
壁と扉の色、さらに写り込んでいた特徴的な床の汚れの形が一致していたので、
間違いないと確信したうえでインターホンを押した。
突然見慣れないオッサンがインターホンを押したわけなので、
相手にすれば不信感もあったと思うのだが、
白髪でご年輩の男性が出てきたので事情を話してみた。
じいちゃんは「あー。開けちゃってるんだけどぉー…」
と言いつつ奥からブツを持ってきてくれたので、
了承を得てそのままコネクタとマウンタは回収した。
住所と名前で隣だと分かるだろうから、
郵便受けにでも放り込んでおいてくれたら良かったとも思ったが、
開けてしまっている上に誰が届けたかも推測しやすいので、
そうもいかなかっただろうし、そこまでする義理もない。
じいちゃんも誤配された被害者なので特に何も文句はない。
相手にとってはゴミ同然で換金にも適さない商品だったので、
取り合えず自分でも訪ねて聞いてみるかという手段も気楽に取れたが、
誰でも欲しがるようなものだったら直接訪ねるのは抵抗があっただろう。
その後アマゾンに再び連絡を入れ、
こちらで誤配送された場所を訪ねたら商品が回収できたことを伝えると、
再配送を手配した商品はそのまま貰って大丈夫だと言われた。
コネクタなんぞ2個貰ってもゴミになるだけで嬉しくないので、
アマギフかなんかにならないのかと少々アレな要求をしてみたら、
500円分のアマギフをメールで送ってくれた。
このアマギフはログイン後の画面のポイントには反映されず、
商品購入時にクーポンにチェックを入れると値引きされるものらしい。
再配送のキャンセルが間に合わなかったのかマウンタだけ後で届いた。
人間のすることなので失敗はあると分かってはいるものの、
これが例えば他人に知られたくないような、
恥ずかしい商品が近隣の住民に名前付きで届くと思うとなかなか恐ろしい。
代わりがきかず再配送を手配できないような商品だった場合も話がややこしくなる。
皆さんも置き配を利用する際は十分注意して頂きたい。
どうせならSSD誤配してくれてたら2個貰えて嬉しかったのにとか思ったり。
今回、実際に誤配送している写真が向こうから添付されてるので、
こちらの自作自演による同一商品2個受け取りの可能性は否定できると思うのだが、
連絡を入れた瞬間に再配送の手配がされるのは驚いた。
注文の金額にもよるのだろうか。
Win7からWin10へエラーでアップグレードできない
パソコンを開けてHDDに付いていたケーブルを2本抜いて、
SSDにそのまま付け替えてDVDドライブにWin7インストールディスクを入れて起動。
これで問題なくSSDにWin7がインストールできて、
そのままマイクロソフト公式のWin10アップグレードページへ移動した。
Win10メディア作成ツールをそこでダウンロードし、
早速アップグレードを試みるも、一瞬ウィンドウズのロゴが出た後、
しばらくして0X80072F8F-0X20000というエラーコードがでて先へ進めない。
どうやらこのエラーは今現在この記事を書いているよりも、
数か月から半年くらい前?のツールのバージョンになったころから出るエラーらしく、
Win7でツールが使えずに困っている人が多い模様。
筆者もこれは今回臨時でWin7を入れる前から認識していて、
それもあって前にWin10にしてあったPCなら大丈夫?みたいに、
マイクロソフトに問い合わせたりしたつもりなのだがやはりエラー。
そもそもWin10への正式な無償アップグレード期間はとっくの昔に終わっているのだが、
筆者は厚かましく再びマイクロソフトに電話で問い合わせた。
「以前Win7からWin10にアップグレードして使っていたPCのHDDが壊れた。
Win10のインストールディスクは持っていないので、
新しく用意したSSDにとりあえずWin7をインストールして、
そこからWin10に上げようとしたが、
Win10メディア作成ツールをダウンロードして使おうとしても、
0X80072F8F-0X20000というエラーでアップグレードが進まない。
エラーの回避方法を教えてくれ」という内容。
「TLSがなんちゃらかんちゃらで……」
と、対応してくださったオペレーターのお姉さんはその場で方法を教えてくれようとしたのだが、
筆者はなんと子機の壊れた固定電話で話していたため、
PCと距離がありその場で電話しながら対処することが出来なかったのだ。
手順をこの場で聞くのは難しいかと尋ねると、
複雑なのでPC操作をしながらじゃないと難しいとのこと。
上にも書いたが筆者は携帯電話も持っていない。
困り果てたお姉さんは一度パソコンを近くに移動させてもう一度かけなおしてください、
という苦肉の策を申し出た。
筆者は謝りつつ電話を切って、
パソコンをいびつに移動させてバカみたいな体勢で電話をかけなおしたのが十数分後。
当然とも言えるが同じ手段で電話をつなぎなおしてもらうと、
今度は先ほどとは違うお姉さんが出た。
事情を説明して改めてエラー対処法を聞こうとするも、
「有償サポートになるのでお教えできません」的なことを言われる。
そんな……と筆者は絶句した。
「しょんなぁ……出来るっていうからPC移動させたのにぃぃ…」
と消え入るような声で泣きつくと一旦保留されてさらに待つも、
やはり有償の?域になるので?ダメっぽいことを言ってた。
正直半泣きであんまり何言ってるか頭に入ってこなかった。
対処法が書かれてるっぽいURLを教えてくれたのでメモして後で確認したものの、
ちゃんと起動できるWin10以上のPCが他にも手元にあるのが前提の方法だったのでどうにもならず。
結局Win10にクリーンインストールしちゃってもいいSSDだしと思って、
ググりながらエラーが出なくなりそうな方法をいろいろ試すも上手くいかず。
再び時間が無くなり、失意のままアルバイトへ。
私語のネタには事欠かなかった。
人生初のネットカフェへ
結局もう1台PCを所持している前提の方法をとらざるを得なくなった。
「Win7が入っているPCで直接Win10へアップグレードしたり、
Win7でUSBにインストールメディアを作ろうとするとエラーが出る」ので、
すでに他のWin10のPCで作ったインストールメディアが入ったUSBメモリを使って、
Win7のPCをWin10に出来るということらしい。
筆者は他にPCを持ってないのでネットカフェを利用するしかない。
ネットカフェ利用の代金すらケチりたかったので渋っていたが、
どうやら他に解決策が見当たらないので仕方がない。
バイトの同僚の大学生君に、
「おいのび太ぁ!この昔Wiiで使ってた(ウィーって書いてある)USBメモリを、
お前の20万超のPCに差し込んでWin10インストールメディアを作ってこい!!」
ってやれば優しいヤツなのでやってくれたと思うけどちょっと勇気がなかった。
万が一何かあっても責任が取れないし、同様の理由で職場のPCも使えず。
まず図書館でPCが借りられるところに電話で聞いてみるも、
アプリなどのダウンロードやインストールは禁止だそうだ。
そして近場で行けるネットカフェ数件に、
Win10インストールメディアを作りたいのですが、
そちらのパソコンでダウンロードやインストールは可能ですかと聞いたところ、
1件目はダメで2件目は機材持ち込めばOKだということだったので、
自転車でえっほえっほと向かった。
筆者は人生でネットカフェを使ったことが一度もなかったので、
初回の手続きやセルフでやる一連の流れがよく分からず、
挙動不審になりながら店員のお姉さんに聞いた。
「こコッ、これ最初はどうしたらいいんですか?」
お姉さんは顔を一切ひきつらせることなく、丁寧に教えてくださった。
年季の入ったWii用USBメモリだと大丈夫か急に不安になったので、
急遽途中にあったドンキに駆け込んで新しいUSBメモリを買っておいた。
8ギガあれば足りるっぽかったが16ギガで800円くらいだったのでそれを購入。
でも事前にネットで買った方が安く変えた感じ。
インストールメディアの作成は30分~1時間かからないくらいで完成。
ウチのWin7のPCでエラーが出た箇所でも止まらずに無事作成完了。
ついでに少しマンガ読んでから帰った。
退店の手続きも不安だったのでやっぱり店員のお姉さんに聞いた。
「終わるときは、Doッ、どうしたらいいんですか?」
お姉さんはニコニコしつつ教えてくれた。
インストール後の初期設定がブラックアウトして進まない
Win7のパソコンを起動してUSBメモリを刺し、
USBメモリの中にあるインストールメディアの、
セットアップをダブルクリックするとWin10のインストールが始められる。
もしくはPC起動後にバイオス画面を呼び出し、
ここで起動の優先度をUSBメモリを1番目にしておくと、
Windowsが起動できないPCでもWin10のインストールが始められる。
この場合はインストールが終わったら起動の優先順を元に戻さないと、
延々と再起動するたびにインストールメディアが起動されてしまう。
筆者のPCでもついに無事にWin10のインストールが終わって喜んだのだが、
最初の初期設定の途中でブラックアウトして進まないという悪夢に見舞われた。
急いで初期設定を完了しようとして高速で設定を進めても、
途中で画面が真っ黒になりマウスカーソルのみ動かせる状態になる。
インストールが失敗したのかと思って何回か再インストールし直してもダメ。
ここでも途方に暮れることになったのだが、
原因は意外なところにあった。
前提として、筆者のPCは通常のモニターに加え、
液晶ペンタブレットが接続されていて2画面になっている。
これが上の方に書いてあるマイクロソフトへの問い合わせの際にPCの移動を行った時、
モニターの方の映像出力のケーブルが抜けかけて、
きちんと刺さっていない状態になっていた。
Win10の再インストールやら初期設定はペンタブの画面に映っていたので、
そっちを見ながら設定を行っていたのだが、
画面がマウスカーソルのみ動かせる真っ暗状態になった後、
モニターのケーブルの抜けかけに気が付いてしっかり刺したところ、
モニター側に設定画面が映っていたのだ。
理屈はよくわからないが途中で映る画面が変わっていたっぽい。
ともかくこれでようやく初期設定が終われると思っていたのだが……
マイクロソフトアカウントを作らないと初期設定が進まない
昔はすんなりローカルアカウントの作成だけで初期設定が終われた気がしたが、
どうやら今はなんとかしてMSアカウントを作らせたいらしかった。
仕方なしにマイクロソフトのアカウントを作ろうとしたところ、
SMSの受信を求められたのだ。
筆者はスマホを持っていないので、SMSの受信ができない。
つまりマイクロソフトアカウントの作成手順が進められない。
どうしたもんかとググって調べていたところWin10の場合は、
マイクロソフトアカウント作成画面まで進めたら、
有線ケーブルを抜くなりしてインターネットを遮断するという方法が使える模様。
この状態で初期設定手順を1つ前の段階に戻してみたところ、
ローカルアカウントの作成画面に変わっていたので、
そのままローカルアカウントを作成して初期設定を完了できた。
Win11の方もノーセンキューと入力する方法だったり、
やり方が他にもあるようなのでググってみるといいだろう。
古いHDDの状況を確かめる
ようやく新しいSSDにWin10をインストールすることが出来たので、
買っておいた変換コネクタを使って以前のHDDを接続してみた。
HDD内のデータは普通に確認できている。
クリスタルディスクインフォという、
HDDやSSDの状態を確かめられるツールがあるので、
これをダウンロードして使ってみると、
驚くことにWindowsが起動できなかったHDDも正常と表示された。
ということはWindowsの起動に関わるシステムの何かが、
不具合を起こしていたということになるのだろうか。
ブックマークを復元して無事元通りに
前のHDD使用時に使っていたグーグルアカウントでログインすると、
Gメールは普通に確認できた。
ただグーグルクロームを使用していたので新しいSSDでもクロームを入れて、
同期をオンにしてみても以前のブックマークは出てこず。
HDDで使っていた時に同期の設定をオンにしていなかったかもしれない。
仕方がないのでここでもググって、
以前のHDDの中にあるクロームのブックマークのファイルをコピーし、
新しいSSDの中にあるブックマークのファイルを消してそこにペーストすると、
無事にブックマークの復元に成功した。
ブックマークのファイルは隠しファイルになっているので、
設定を弄って表示させてやらないとダメだった。
ブログ関連で使っていたブックマークが復元できたので、
これでようやくPCが壊れる前の環境まで修復できたことになる。
長い戦いだった。
たくさん他にもアプリなどを使っている人は、
それらの入れ直しや初期設定にもっと時間がかかると思う。
まとめ
今回は新しいSSDに替えたが、
初めからWin10のインストールメディアが用意してあれば、
Windows起動に不具合が起きたっぽいHDDからではなく、
インストールメディアでの起動や修復を試して、
問題のあった個所を直してHDDがそのまま使えて、
SSDやUSB購入費やネットカフェ利用費などがかからず済んだかもしれない。
ただSSDに替えたことでPCの起動は圧倒的に早くなり、
使いやすくなったことは間違いなく、
故障に対処するための知識も少しばかりは付いた。
以前使っていたHDDでは起きていたフリーズも、
SSDにしてから起きなくなった。
PC素人がなんとかネットの検索だけで自力で頑張って、
ある程度元通りに使えるように直せたことに関して、
なかなかの達成感も感じた。
アマゾンの誤配送もあって10日前後PCが使えない期間があって非常に不便だった。
皆さんもインストールメディアは事前に作っておくことをおすすめする。