非常に高評価で面白いゲームであるBrotatoですが、
説明文の日本語訳にクセがあり親切なチュートリアルもない為、
基本的な仕様の分かりにくさという難点があります。
このページでは初心者のためにその基本を解説し、
またコツともいえる効果的なゲーム内での立ち回りやおすすめビルド、
更に特定条件でアンロックされるキャラクターや武器、アイテムの一覧、
解放条件の難しいもののクリア方法、実績達成の一例などもまとめました。
Brotatoの基本
このゲームは周囲から迫り来る無数の敵エイリアンを相手に、
攻撃したり逃げたりしながらマップ内で一定時間耐え凌ぐというもの。
その一定時間を波と呼んで数え、
全20波をしのぎ切ればクリアとなる。
波中に減っていたHPは波終了時に全快する。
波の合間にはショップがあり、
ランダムに提示された4択から選んで武器やアイテムを得られる。
波の最中に出現した敵を倒すと、
材料と呼ばれるショップでの通貨にもなる物資をドロップし、
これを拾うことでXPという数値が増えて自身のレベルも上がっていく。
能力の強化が出来るのは波中にレベルが上がった回数分で、
やはりランダム選出の4択から選ぶかたち。
ショップでも能力強化でも、
一定額の材料を支払えばリロールと呼ばれる再抽選が可能。
リロール代は一回のショップ中にすればするほど上がり、
次のショップ時には上がった料金もリセットされるが、
後半のショップ程基本のアイテム代やリロール代が高い。
波中に出現する木を攻撃して倒すと、
プレイヤーのHPを回復させるフルーツのようなものや、
木箱の形をしたものが落ちる。
木箱を拾った数だけ、
波の終了時にランダムで無料でアイテムが得られる。
木箱や果実は敵を倒した時にもたまに落ちることがあり、
この確率は運の数値が大きいほど高くなる。
それとは別に倒すと必ず木箱を落とす、
戦利品エイリアンと呼ばれる敵も存在する。
波中に拾いきれなかった材料は、
材料の下に薬草の袋のようなマークでカウントされて集められる。
この数値の回数分だけ次の波で材料が2倍収集される。
HP回復のフルーツと木箱は消耗品と呼ばれ、
波中に拾えなくても波終了時に自動的に回収される。
ショップの品ぞろえは完全なランダムというわけでもなさそうで、
自分が持っている武器が選出されやすかったりだとか、
ある程度プレイヤーが有利になるような抽選になっていると思われる。
近接武器と遠距離武器の特性の違い、武器欄の見方など
このゲームの武器には大きく分けて、
近くの敵しか攻撃できない近接武器と、
近くでも遠くでも発射物で攻撃できる遠距離武器の2種類がある。
これだけ聞くと近距離武器をわざわざ選ぶ利点がないように思えるが、
それは違う。
近接武器は攻撃範囲内の敵をまとめて殴れるのに対し、
遠距離武器は直接狙って弾(発射物)を当てた敵と、
その武器ごとに決められた貫通の数値分だけその奥の敵に弾が当たる。
貫通した弾は威力が少し下がる。
例えばSMG(サブマシンガン)は射程距離も発射間隔も優秀な、
序盤では非常に有効な距離武器の1つだ。
しかし弾が敵を貫通する数が0で1発の火力も低めなので、
SMGに合ったキャラクター選択や強化をしていかないと、
後半の波では増え続ける敵を処理しきれないといった事態も起こりうる。
ただ遠距離武器用に敵の貫通数や貫通ダメージが増えるアイテムも豊富にあるので、
一概に遠距離武器が火力に乏しいというわけでもない。
そして遠近ともに炸裂という効果を持った武器があり、
一定の円範囲をまとめて攻撃できたりもする。
各武器のダメージ量はそれぞれ決められた基本の量に、
特定の能力値の数値分だけ補正された数値が足されたもの。
補正の際に参照される能力は武器によって異なり、
ダメージの項目にあるマークによってどの能力値が関わってくるのか確認できる。
基本は近接武器なら近接ダメージの能力値、
遠距離武器なら遠距離ダメージの能力値だが、
攻撃スピード%や最大HP量、アーマーの数値などが関係する武器種も存在する。
ダメージ欄のマークの横にパーセンテージがあれば、
能力値からその数値分だけ増減したものが加わるということで、
パーセンテージがなければ100%ということ。
武器の遠距離という項目は分かりにくいが要するに射程距離のこと。
プレイヤーの能力値の遠距離とは別物。
プレイヤーの遠距離数値分だけ武器の遠距離も増えるが、
近接武器の場合は増加量が半分になる。
そして近接武器の射程を伸ばすと、
再攻撃までのクールダウンも少し延びる模様。
キャラクターの特徴にあった強化を
Brotatoは標準的な能力をもった(無個性とも言える)丸々という初期キャラの他に、
特定の能力値を伸ばしやすかったり、
能力値とは別に固有の特性、特徴を持ったキャラが40種類以上も居る。
例えば初期キャラの1体にレンジャーが居るが、
彼は初めから遠距離の数値が50増えた状態なのに加え、
最初に選んで持つ武器の他にピストルを追加で持って始められる。
更に「遠距離ダメージ変更は50%増加する」となっており、
これは若干分かりにくい訳だが要するに、
遠距離ダメージを2増やしたら3増えるということ。
つまり他のキャラと同じリソースで遠距離ダメージがより沢山上げられる。
なのでレンジャーをクリアするには積極的に遠距離武器を沢山持って、
遠距離ダメージを重点的に上げて行きましょうねということになるのだ。
代償としてレンジャーは「近接武器を装備していません」つまり、
近接武器を装備不可ということ、
さらに「最大HP変更は25%減少します」
これは最大HPを4上げる強化やアイテムを取っても、
3しか上がりませんということになる。
下げる方も同様に影響が少なくなる。
最大HP変更が25%減程度ならそれほど影響はないかもしれないが、
この場合は最大HPの強化は程々にしておき、
アーマーや回避、HP再生やライフスティールといった他の耐久力向上手段の方に、
よりたくさん強化の機会をつぎ込もう、
といった工夫が重要になってくるということ。
更にキャラによっては「〇〇変更は100%減少します」となっていたりして、
これはいくら強化やアイテムで数値を足そうとしても、
能力値が0のまま動かないことを意味する。
逆にマイナスも一切受け付けないということでもあるので、
該当の能力値がマイナスのアイテムを取ってもデメリットなしということでもある。
おすすめのキャラや武器、キャラビルドはどんなの?
このゲームでは最初に選択できる難しさである危険度0をクリアすると、
次の危険度1が解禁されてそれをクリアする度に危険度5まで同じように増えていく。
初期の基本キャラである丸々で、
まずは危険度5までクリアしようとする人も結構いそうだが、
丸々は個性に乏しくプレイヤーの力量がダイレクトに影響するため、
さほど簡単なキャラではない。
どちらかと言えばキャラ性能の補正が尖ったキャラの方が育成方針が考えやすく、
そのキャラの強みと弱みを比べて弱みが少ないキャラが使いやすいことが多い。
ゲームの仕様を理解できているなら、
初期キャラで言えば丸々よりはブロウラーやクレイジーら他のキャラの方が、
クリアしやすいのではなかろうか。
能力値に関してはキャラの個性に合った火力用能力値の他は、
適度な最大HPと、敵から逃げたり敵が少ない部分をかき分けるのに、
十分な量のスピード%を確保する。
その時の武器の手数の多さによってHP再生かライフスティール%かを選んで、
片方を集中して上げよう。
手数が特に多い場合はライフスティール%、そうでもないならHP再生が有効で、
両方を沢山上げる必要性は薄いかもしれない。
回避%やアーマーなど耐久面の数値は特に重要だと感じる。
キャラの個性でこの2つの割り振りバランスを変えたり、
両方ガンガン上げてももちろん有効。
特定の火力ステータスの上昇に制限がかけられているキャラなどは、
エンジニアリングを上げてスパナを持ったり砲塔アイテムを取ったりして、
構造物に頼るのも効果的だったりする。
収穫は序盤からコツコツ上げると段々効いてくる。
運は回復フルーツの出現量やショップの質にかかわるので、
全く上げないわけにはいかない。
運に関しては序盤からアイテムで沢山上がるものが出やすいので、
アイテム購入で補うのも良い。
総じて耐久面のステータスは重要なので、
火力用の能力値以外で補正される武器などを使うなどして、
火力面のステータスを節約する手もある。
また、武器は銃、刃など特定の種類にカテゴリ分けされており、
同じカテゴリに属する武器をまとめて装備すると、
同じカテゴリの数だけ決められたステータスが上がる仕様があるので、
意識してカテゴリを揃えると能力値の上昇を補助できる。
カテゴリを2種類持っている武器もある。
1~3波くらいは武器がショップに並びやすいのでリロールを繰り返して、
ティア1でいいので同じ武器や同系統の武器を、
なるべく多く揃えてやると攻撃回数と武器揃えの能力値ボーナスで楽になる。
1体のキャラだけでまず危険度5までクリアするよりは、
先に全てのキャラで危険度0をクリアするのがおすすめ。
キャラを1体クリアするごとにアンロックされるアイテムは強力なものばかりで、
それらを使えばこのキャラのクリアが楽になって……という効果もあるためだ。
見た目に残る実績としては各キャラの最高クリア危険度が表示されるため、
まずは全部のキャラで危険度0をクリアし、
危険度4まで好きなキャラで1回ずつクリアして次の危険度を出し、
危険度5で全キャラクリアというのが効率的なクリア方法だと言える。
マップの四隅を闇雲に逃げ回るのはNG
初心者がやりがちなこととして、
少し敵の物量に押されるとすぐに、
マップの四隅をなぞるように逃げ回ったりしてしまうかもしれない。
しかしこの行動はじりじりと状況が悪くなる場合が多い。
なぜなら進行方向に攻撃の機会が割かれることが多くなり、
更に弾を撃ってくる敵のほとんどはプレイヤーから遠ざかったりするものが多く、
手つかずのマップ中心側に遠距離攻撃をしてくる敵が溜まっていってしまうのだ。
なので弾を撃ってくる敵や厄介な特徴を持つ敵を優先的に排除する意識を持ちつつ、
敵の密度が薄いところに勇気を出して進もう。
基本的に一番近くの敵を優先して自動で攻撃する仕様なので、
敵の密度が濃いところを攻撃が当たらないギリギリの間合いで、
プレイヤーキャラでなでるようにして敵の物量を減らしていけると良い。
近接武器ならこの際に沢山の敵キャラを倒していける。
突進系の敵を避けるのにも、
すれ違うように回避するのが安全で、
下がると突進の対処がややこしくなることが多い。
こちらの火力が十分であったり、
静止することで能力が上がるキャラやアイテムを持っていたり、
砲塔などの構造物での強力な援護が見込める場合などは、
マップの角の一カ所にとどまって時間を稼げるだけ稼ぐのももちろん有効。
HPが残り少なく波の終了まであと数秒……といった限定的な場合などは、
やむを得ず四隅逃げ回りをせざるを得ない場合もある。
要注意の敵について
ただこちらに向かってくる普通の敵とは違った、
要注意の敵が何種類か存在する。
まずは弾を撃って攻撃してくる敵たち。
黒目で舌を出して這いまわる敵は、
一定間隔でこちらの今の位置に向かって弾を1個撃ってくる。
緑の目で袋を被ったような敵は、
ランダムで走り回りながらある程度こちらの方向に弾を1発ずつばらまく。
前者は必ず今の位置から動いて避けなければならないが、
後者はこちらが止まっていても弾が当たるように撃ってくる確率は高くない。
両方が一緒に出てくる場合もあるが、
闇雲に走り回って逃げ回るのではなく、
どっちの種類の敵が撃った弾なのかある程度でも把握できれば、
何も知らないよりは有効な対処ができるだろう。
次に上記の緑の目の袋を被った敵を大きくしたような姿のもの。
こいつを倒すと、近くに緑の目の弾撃ちを3匹ほど発生させる。
ルート上に居てどうしても倒してしまう場合もあるが、
その場合は追加で発生した3匹もなるべく殲滅する気持ちで対処したい。
いぼいぼ、でこぼこの姿で黒い目の、
こちらに近づいてこない敵が居る。
こいつは一定間隔で自分の近くの敵を強化してしまう。
強化された敵は赤く縁どられ普段よりスピードが上がって対処が難しくなる。
多分その他に攻撃力なども上がっていると思う。
こいつらが出てくるようになったら、
積極的に狙って排除していかないと強化された敵だらけになって辛くなる。
少し危険度を上げると、
こちらの左右の移動を遮るように2発、
線状の弾を放ってくる顔がないワーム型の敵も出てくる。
この敵は逃げ回りを咎めるための意地悪キャラなので、
あえて真っすぐ近づいて攻撃を当てて倒していかないと、
どんどん逃げ道が狭まっていく。
骨をくわえた見た目の走り回る敵は、
周囲の敵を回復させている模様。
もともとの上限を超えて回復しているかは未確認。
他にはルアーフックというアイテムを取った後の波で最初だけ出てくる、
弾をいくつもバラまきながら近づいてくる敵や、
特定の波数や第20波で出てくるエリートやボスと呼ばれる強敵も居る。
最高危険度においては、特定の波で卵のような敵が出現し、
一定時間内に壊さないとエリートサイズの敵が生まれるといったギミックもある。
進行状況のアンロックや追加キャラの一覧
ゲーム中で特定の条件を満たすと、
新しいアイテムや武器、キャラクターがアンロックされる。
それらの一覧表を下のページにまとめた。