エンター・ザ・ガンジョン おすすめ評価ポイントまとめレビュー

エンターザガンジョンレビュー記事画像 ゲーム

どんなゲームか詳しく知りたい方、
購入を迷っている方の参考にしていただく為の評価や感想と、
ちょっとしたプレイのコツなどが書いてあります。

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はじめに 簡単な感想など

皆さんは抹消したい過去がありますか?
筆者は、放屁のつもりが誤って脱糞してしまった過去がそれです。(複数回)

「過去を始末する銃」を求めて、
曲者キャラたちが幾度もの失敗を乗り越えて、
「ガンジョン」と呼ばれる地下深くへ挑み続ける……

Enter the Gungeonはローグライク要素が強い、
見下ろし型のシューティングアクションゲーム。
PS4、ニンテンドースイッチ、PCで出来ます。
オフライン協力プレイも可能です。

何度もの大型アップデートを終えて、
現在は完成されているこのゲーム。

軽快な操作、200以上にもなる凄まじい数の武器やアイテム、
シャレもききつつ丁寧な翻訳。
何度もプレイしたくなるような拘りの作りこみ、
豊富な進行ルート……

どこをとっても一級品です。
そして値段が安い。

最初に触れた時の難しさにすぐ投げ出してしまう方もいるかもしれませんが、
ちょっと待ってください。

このゲームはやればやるほど、
経験で進めるように作ってあります。

最初は地下1階ですらボスまで行けないといった状態から、
自分が過去を始末できるまでになるとは思わなかった……
ネットでもこういった声はよく目にしました。

筆者も同じようなものです。
ですが最初に過去を始末した際のエンドロールでは、
心地よい浮遊感とBGMが一体となって大きな満足感を得ることができました。
単純に操作しているのがそもそも楽しいですし。

もちろんそれだけでは終わらず、
何度も何度もプレイして隠し要素まで網羅し……
プレイ時間は135時間となっておりました。

取り返しのつかない要素というのは特に見当たりませんが、
こういう人が書いてますということで、
いつも貼ってるやつを貼ります。

ゲームの内容について 評価など

挑戦する度に地形が変わるダンジョンを、
毎回変わる取得武器とアイテムを駆使して進みます。
失敗したら拾ったものは失ってまた最初から。

敵に的を絞らせないように右スティックで動き回りながら、
ドッジロールと呼ばれる飛び込み回避を駆使して、
きわどい場面を切り抜けます。

左スティックを大まかに敵に向けて射撃ボタンで撃ち続ける。
精密な照準合わせは求められません。
ある程度自動で敵の方向へ弾が飛んでいきます。
設定でいろいろ変えられます。

一つの部屋の敵を全滅させると他の部屋に行けて、
その階のどこかにいるボスの部屋を探します。

宝箱を見つけたら、
同じ階にあるお店で売っているカギを使って開けましょう。
敵が落としたりもします。

これが基本的な流れです。

難易度について

難しい。簡単に被弾しすぐに瀕死になるのに、
体力の回復手段が割と少ないです。
敵の攻撃を見ずにボタン連打で何とかなったりしません。

ですが強い武器を偶然拾えた時などは、
道中の敵が簡単に溶け続け、思ったより簡単に進むこともあります。
強い武器は弾数が少ない場合が多いので、長くは続きませんが。

ボスについてはちゃんと動きを覚える必要があります。
この弾の攻撃が飛んで来たらこう避けるのがいい……
というような経験の積み重ねが大事です。
慣れてくると覚えたボスは簡単に倒せるようになったりします。

難しいですが何度かプレイしていると、
残りライフ1の首の皮1枚状態でも開き直って動けるように……
なってきませんかね?
段々とノーダメージでボスまで到達できて成長を感じます。
ボスもノーダメージでいけたりします。
気分が良くなってきます。

ヒャッハァーーーッ!みたいなテンションになれます。

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武器とアイテムの種類がヤバすぎる

冒頭にも書きましたが、武器やアイテムの数が膨大です。
何度もプレイしても同じ武器を拾うのがなかなか難しいレベル。
同じような種類のゲームを想像しても、
簡単にこの作品に敵うものは思い浮かびません。

プレイを重ねて条件を達成することによる、
新しいアイテムのアンロック要素もあります。
強いけど武器と呼べない変な見た目のものも多いです。

毎回新鮮な気持ちで遊べて、初めて拾った武器の余りの強さに驚愕したり、
微妙な性能にがっかりしたり……
拾った武器があまりに強すぎて、
そのままクリアできちゃった、みたいな事も起こり得ます。

恐ろしいのは、拾ったアイテム同士の組み合わせによって、
シナジー効果と呼ばれる特殊な効果が発揮される場合があることです。

ちょっと効果が変わるとかではなく、
時には射出される弾すら違うものになったり……
弱いアイテムでもこれによっては大化けします。

呆れるほどに多い武器やアイテムの1つ1つに、
呆れるほどの多種多様なシナジー効果が設定されているのです。
135時間で未だに経験したことのないシナジー効果もあります。

何回もの丁寧なアップデートを重ねた末の、
驚異のボリュームが成せる業と言えるでしょう。

コツみたいなもの

まず、敵との距離が近いとそれだけで、
弾に反応して避けることが難しくなります。
なるべく距離を取って、相手の周囲を大きく円を描くように戦いましょう。
これだけでかなり楽になります。

次に、移動だけで避けられる弾は移動で避けることです。
ドッジロールは非常に強力ですが、終わり際に隙があります。
無駄にピョンピョンせずに移動で避けながら弾を撃つ。
どうしても必要な時だけドッジロールしましょう。

そして武器やアイテムを出し惜しみしないことです。
もったいないからといって、
道中を弾数無限の初期装備だけで進むのは無理があります。
敵の弾を消滅させられるブランクと呼ばれるアイテムも同様です。

まずはどんなアイテムもどんどんと使っていき、
倒れるときは万策尽きた状態となるように、
プレイヤーとしての経験値を増やしていきましょう。

いろいろなアイテムを使うこと自体が楽しいので、
長続きさせるコツだと思います。

最後に、1回の失敗をあまり気にしないこと。
今度はどんな武器が出てくるかなーくらいの気持ちで、
テンポよく挑むのがいいと思います。
ボスに関しては、
最初は攻撃せずに動きを観察することに徹してもいいかもしれません。

おわりに

大きなアップデートが定期的に行われていた時は、
そこそこ名前を目にすることがあった本作ですが、
最終と銘打ったアプデの後は段々とそれも減ってきました。

筆者は製作者の熱意とプレイヤーへの愛を感じるゲームが大好きです。
このゲームは間違いなくそれに溢れておりまして、
このまま少しずつ埋もれていくことへの、
僅かばかりの抵抗がしたかった次第です。

なんといっても安い。
皆さん1度、気軽に手を出してみませんか?

読んでいただき有難うございました。

ゲームおすすめ評価ポイントまとめレビュー
ゲームの進める上で取り逃し、取り返しのつかない要素、ランダム成長要素などが怖いおじさんのゲームレビュー。基本的には面白かったものしか書いていません。