デッサン人形、アクションフィギュアのおすすめ、レビューなど

デッサン人形、アクションフィギュア、ドールのおすすめ レビューや感想など イラスト

イラストを描くときに、絵の中の人間に思い通りのポーズをさせられない、難しくて描けない……そんな時に役に立つのが、デッサン人形や、ドール、フィギュアです。実際に手に取って好きなポーズが作れるものから、アプリやお絵かきソフトに付属した画面の中の3D人形を使うなど、色々な方法があると思います。私もお高めの人形と100均の人形を買ってみたりしました。

ここではオススメのデッサン人形についてのレビュー、評価などを扱い、感想を書いたり消したりします。

全くの余談なんだけど、人形の絵、何枚か描いてた。

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ボディくん、ボディちゃんなどの、実際の人形を使ってみる

デッサン用に限らなくてもいいのですが、実際に動かせるフィギュアを使ってポーズを作ってみるのは、一番オーソドックスかつ簡単な方法でしょう。デッサン人形を選ぶ際には動かせる関節の多さ、可動域の広さなどが重要で、私も何がいいかなと考えた際に、いろいろな人が動かしている様子などを参考に、ボディくんというデッサン人形を購入してみました。ボディちゃんじゃなくてボディ君を買ったのは、女性型より汎用性が高そうだったからです。買ったのはコレ↓なんですが、なんか今は品薄な感じかもしれません。類似品がいっぱい出てますので注意。

TAMASHII NATIONSってバンダイのフィギュアブランド?が、ちゃんとしたボディくんボディちゃんのメーカーです。

動かせる範囲の多さから、結構いい値段がしました。比較的改良が繰り返されたっぽい、割と新しいバージョンを買ったと思いますが、なるほど正座に近いポーズ(人形の肉は当然つぶれないので尻と踵がくっつくほどのガチの正座にはならない)や、腰回りなどの可動範囲には満足のいく出来になっていると感じました。腰から下半身にかけてはかなりいい感じに不満なく動くなあという印象です。

半面、多少残念な印象を抱いたのは、首と肩回りの可動範囲です。首と頭については、あまり上が向けないので、もう少しだけ大げさに上を向けるようにしてあったら嬉しかったです。実際の人間が上を向こうとした場合、首そのものに加えて、上半身や腰の反りが上を向く動作を助けているとは思うのですが、それを加味しても、首と頭だけだと上があまり向けない。あと顎を引くような仕草も苦手な感じです。人間のリアルな可動範囲を参考に作ってあるのかもしれませんが、リアルより誇張した描き方も時として必要なので、ボディ君の可動範囲でここが一番好みじゃないところですね。

逆に、みぞおちから腰にかけての回転範囲は滑らかでありつつも範囲自体は制限されているのは、リアルな感じで良いと思いました。大体動きそうな丁度いい場所までで、ひねりが止まります。実際の腰のひねりは股関節のひねりがそれっぽく見せている部分なども大きいので、人形だからといって腰が360度回転しないほうがいいと思うのです。

あと、こういった大体のデッサン人形の、おそらくは共通の弱点として、肩回りの若干の不自然さがあります。腕自体はキチンと上にあげられるのですが、鎖骨と連動した腕の上げ下げが表せないし、胸部が邪魔をして、一方の手を反対側の腕の方に動かす動作に不満が残ります。片方の腕でもう片方の腕をグイッと体に張り付けるように寄せる、肩のストレッチみたいなポーズとかも少し苦手な感じです。他に上で書いた首回りの可動範囲の不満点と合わせて例えるなら、少し汚いんですけど、自分のワキの匂いを嗅ぐほどに顔をピッタリ腋に近づけるようなポーズとかがあまり自然にできないです。

他には好みの範囲の感想としては、手の大きさがちょっと小さいかな?という感じ。手って、実際よりほんの少しだけ大きめに描く方が見栄えがいい(特に男性を描くとき)と思うんですが、まぁこれは実際のリアルさ優先で作ってある感じでしょうか。絵に描くときに気持ち大きめに描いてあげればいい話ですね。手を大きめに描いたら描いたで、手に持つ小道具とかの自然さを出すのが難しくなるので、リアルな大きさの方が良い点もあります。

あとは肩と胴のつなぎ目のパーツの耐久力がちょっとどうかな?という感じはします。肩の隙間から見える連結部分が細いので。子供とかに触らせるのは怖い感じがしますね。買ったばかりで人形の動きがかたかったり、動かし方に慣れていない間は特にです。

不満点も結構書きましたが、しかしポーズの参考用フィギュアとしては、かなり頑張った出来だと思いました。上にあげた以外の不満は感じなかったということでもあります。

人形を実際に触って動かして遊んでいると、絵の構図やポージングで良いものがふと思い浮かんだり、この角度でこのポーズだとカッコいいな……みたいな発見があったりするので、なんとなく触って遊ぶのも結構いいです。

他には、気になったけど買ってない人形として、これ↓があります。

Xで流れてきたのを見て、良さそうやん、と思ってアマゾンを見たら値段にビビってやめたやつ。ボディ君に比べると手足の形が面白くて、マグネットで自立するのもよさそう。でも高すぎwww

上で紹介したようなデッサン人形に関しては、高くて試してみるのにはちょっと……と、ためらう気持ちもあると思います。実際私も頻繁にボディ君を使っているかというと、そうでもないという。だからといって、聞いたこともないような中国とかのメーカーのやつは買うのをおすすめしません。もっと安くてお試しに最適なのが、あったんです。それが↓の人形というかプラモです。

Seriaで買える100均のデッサン人形、組み立て式の「戦闘フィギュア」

Seria(100均ショップ)で買える、「戦闘フィギュア」なる名称のプラモデル。3Dプリンタ界隈の人の作品?のDummy 13というのを、改変して販売したけどライセンス違反で回収、という経緯の後、諸問題をクリアしてから再販されたものらしいです。この記事を書いてる今も売ってるのかな?よく知らんけど。少し前にXで流れてきたからまだ買えるんじゃなかろうか。

ちなみに元がダミー13なので、ネットでおそらく同じような形のプラモデルがもっと高く売っている感じなので、注意してください。

私は少し前に戦闘フィギュアの評判を聞いてからググって、商品バーコードの画像が映ってる記事を調べてメモして、近くのセリアに直接行って「このバーコードの戦闘フィギュアっていう商品が欲しいんですけど……」って注文して取り寄せてもらって買いました。一応書くけど、電話で在庫確認みたいなのはしてくれないし、これ読んだ人のせいでお店の手間が増えるのは、なんか嫌なので店に電話はしないでください。安いから予備も含めて複数個購入しました。

4940170026027←これが手元にある商品に書いてあるバーコードの数字なんだけど、今現在も同じコードかどうかは知らないので責任は持ちません。自分でも他のネット記事とかで調べてください。赤と白が1袋ずつあるけどコードは同じでした。戦闘フィギュアって単語で店員さんには伝わりそうではありますが。

組み立てるのに30分~1時間くらいかかるかもしれませんが、フィギュアの可動範囲は素晴らしく、上で紹介したボディ君と比べてもそんなには見劣りしません。ロボット的な構造なので、こっちの方が大げさなポージングには適しているかも。個人的には首と肩のちっちゃいパーツを外すと動かしやすかったです。何しろ安いので、雑に扱って壊れても気にしなくていいですし、2体以上使って接触した構図の絵とかが描きやすいのも最高です。

あとは近所の100円均一ショップでフィギュア用スタンドを買ってきて(220円だったけど)、これで左手に持ちながら手で描くとかしなくていいのでお手軽になりました。これ↓に似たような感じのやつ。

クリスタなどの3Dデッサン人形を使う方法

フィギュアを買ったりしなくても、ペイントソフトのクリスタについてるような3Dデッサン人形や、その他のアプリなどの3Dフィギュアを使う方法もあります。

私も実際使ってみて、悪くはないと思うのですが、思い通りのポージングをさせるのに時間がかかりすぎる……慣れたらスイスイ設定できるようになるんかな?よっぽど難しいポーズじゃなきゃ自分の頭で考えた方が圧倒的に早くて、早々に使うのを断念してしまいました。

あと実際に触るフィギュアと違って、本当に微妙な角度とかの差で表現されるような繊細なポージングが難しい。例えば女性らしくするために、若干内股にとか、少し肩が内側に入る感じでとか。使い慣れてないのもあると思いますし、絵として描く際に表現に微調整が必要なのは、触れるフィギュアでも同じですけども。

ただ、人形のスタイルを好みに変えられるのは、ペイントソフトやアプリの3D人形のかなりの強みです。トゥーン調の体型にしたいとか、筋肉モリモリに誇張したいとか、頭身変えられるとか、そういうのですね。試しに色々な体型にして動かして遊んでみるだけでも、結構参考になるかもしれません。

デッサン人形、アクションフィギュアを使うときの注意点

デッサン人形をそのまま見本にして人体の線を描くと、なんかカタい感じになってしまう……といった悩みなどは、よく聞く話です。このカタいというのは色々な理由と現象が入り混じっているのですが、生き生きとした人体を描くということについての注意点としては、まずは人体の各パーツのつなぎ目や、曲げたりしたときなどの表現が、人形だと不自然になるところです。

上でも書きましたが、例えば腕を上にあげた絵を描こうとした場合、実際の人間だと鎖骨や胸筋が連動して上がったり、腕が上がるにつれて三角筋が前から見えにくくなっていったりと、見た目の変化がありますが、人形だとそこまで表現するのは無理です。他にも座った人間のお尻や太ももは接地面が少しつぶれた感じになるし、足を曲げてお尻と踵が付くような状態になれば、太ももとふくらはぎがつぶれた感じに見えるでしょう。これも人形だと難しい表現です。つまり、自然さを追求するならある程度の人体の構造を学び、人形では表せない肉体の起伏や、人体の分かりやすい目印などを描いてやる必要があるのです。

あくまでも好きで描いているだけの絵であれば、実際の人体ほどのリアリティが描けるようになる必要はありませんが、自分に必要かつ可能な範囲で「それっぽさ」を表現できるようになると、絵のクオリティがグーンと上がると思います。カタい感じの人間しか描けないという問題については、他にもそのうち記事を描く予定です。

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